感度重視で造るのはもちろんですが、丈夫さや美観との相反する要素をどう折り合いをつけるかが重要なポイントです。へら浮子は消耗品ではありません。どんなに感度を高めようと軽く造ったとしても、ボデーが反ったり変形してしまう様では良いうきとは言えません。
永く使用に耐えうるうき造りが大事です。それには素材の吟味と手を抜かない加工、とくにボデーの塗りには幾重にも研ぎと塗りを重ねた極く薄い皮膜で堅牢で軽い本体を造ることです。 と、ともに塗りと研ぎを重ねることで、表面が滑らかで綺麗に、かつ摩擦抵抗が小さく仕上がります。シルエット(形)ももちろん塗りの美しさは、デザインと共に趣味人のこだわりでもあるからです。
へら浮子のバランスについてはとても難しい問題です。主にはうきの立ちのテンポやリズム、ナジミ具合等が言われますが、うきのタイプによってもバランスの解釈が多少違うようにおもわれます。しかし、いろいろなタイプのうきのシルエット(形)を分けてみると、おおよそ見当はつくものです。シルエットの良いうきは、また、トータルバランスに優れているものです。
ハンドメイドにこだわります。フリーハンドで手間を惜しまないで造るからこそ、こだわりの意味があるへら浮子になるのだと思います。 羽房 ひろし
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
丹精込めて造ります。
へら鮒釣り場写真集 「へらぶな釣りフォトスケッチ」へ・・・
「へら鮒写真館」へ・・・
「特選スタンダードモデル」
P1浅セット・パワー
P7NEWバージョン
へら浮子(シリーズ)へ・・・
田貫湖
三名湖